G7と有志国外相ら 北朝鮮の部隊派遣に声明 “重大な懸念”
(VOVWORLD) -朝鮮民主主義人民共和国がウクライナへの侵攻を続けるロシアに部隊を派遣したことについて、日本を含むG7=主要7か国と韓国など有志国の外相らが声明を発表し、重大な懸念を表明するとともに朝鮮民主主義人民共和国に対してロシアへの支援をやめるよう強く求めています。
(写真:Jiji Press) |
声明は、日本を含むG7各国に加え、韓国、オーストラリア、それにニュージーランドの外相らが発表しました。
この中では、ロシアへの北朝鮮部隊の派遣について「重大な懸念を表明する」としています。
そのうえで、「朝鮮民主主義人民共和国がロシアによる侵略戦争を直接支援することは、ヨーロッパとインド太平洋の平和と安全に深刻な結果をもたらす、紛争の危険な拡大を意味し、国際法のさらなる違反となり得る」と指摘しています。
また、「朝鮮民主主義人民共和国による弾道ミサイルの輸出を含め、拡大している北朝鮮とロシアの軍事協力を可能なかぎり最も強いことばで非難する」としたうえで、ロシアから朝鮮民主主義人民共和国への核・ミサイル技術の移転にも深い懸念を表明しています。
そして、朝鮮民主主義人民共和国に対し、ロシアの侵略戦争への支援をやめるよう強く求めるとともに、ウクライナを支援するため連携して対応していく姿勢を強調しています。(NHK)