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NASA宇宙飛行士、9カ月ぶりに地球帰還へ スペースXの宇宙船で

(VOVWORLD) - 国際宇宙ステーション(ISS)に昨年6月に到着後、技術トラブルにより帰還できずにいたアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人が、出発から9カ月を経て地球に帰還することになりました。
NASA宇宙飛行士、9カ月ぶりに地球帰還へ スペースXの宇宙船で - ảnh 19カ月以上にわたり国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているバリー・ウィルモア氏(左)とスニタ・ウィリアムズ氏(右)(写真:NASAの映像)

宇宙飛行士のバリー・ウィルモア氏とスニタ・ウィリアムズ氏は、スペースXの宇宙船「ドラゴン」に搭乗し、ニューヨーク時間18日午前1時ごろにISSからドッキングを解除し、同日午後6時ごろに帰還する予定です。

2人は昨年6月、アメリカボーイングの新型宇宙船「スターライナー」でISSに到着し、当初は約1週間の滞在を予定していました。しかし、技術的な問題が発生し帰還が延期され、NASAは8月、ボーイングのライバル企業であるスペースXの宇宙船で帰還させる決定をしました。

この出来事は、NASAが有人宇宙飛行プログラムを継続する上で、スペースXへの依存度が高まっている実態を浮き彫りにしました。

ここ数カ月間、アメリカのトランプ大統領とスペースXの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏は、この問題を政治的に取り上げてきました。トランプ氏は、バイデン前政権が2人の宇宙飛行士を「事実上見捨てた」と非難し、マスク氏も前政権が政治的理由で2人を宇宙に取り残したと主張しました。

NASAの元商業宇宙部門責任者であるフィル・マカリスター氏は、「これほど政治と結びついた決定は他にない」と述べています。(ブルームバーグ)

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