SEANWFZ 東南アジア非核兵器地帯条約執行委員会の会議
(VOVWORLD) - 21日午前、ASEAN東南アジア諸国連合の議長国ブルネイの主宰の下、ASEANのSOM=高級実務者会合とSEANWFZ 東南アジア非核兵器地帯条約執行委員会の会議がオンライン形式で開催されました。
(写真:TTXVN) |
これらの会議にはASEAN加盟10ヵ国の高官らが参加し、ベトナムからはグエン・クォック・ズン外務次官が出席しました。
これらの席で発言に立ったズン次官は、ベトナムが2020年のASEAN議長国を務めた際に出した各イニシアティブの実施を促進させるための措置を提案し、その中で、ASEAN憲章の実施の点検、メコンデルタ枠内の協力の強化、ASEANと相手国との協力関係に残されている問題の解決に力を入れる必要があると訴えました。
地域と国際問題について、ズン次官はASEAN各国に対し、ベトナム東部海域(南シナ海)問題における終始一貫した立場を維持し、1982年国連海洋法条約に基づいてCOC=海上行動規範を早期に作成するように有利な条件を作り出すよう呼びかけました。