クアン副首相

これは、WCOによる最大の年次国際会議であり、「デジタル時代の歓迎：テクノロジーの応用、イノベーションの推進、次世代の税関職員の育成」をテーマにしたものです。会議は、税関近代化を目指して、税関総局が各国の税関機関をはじめ大手IT企業や国際組織などとの協力を促進する機会となるものと期待されています。

開幕式で発言に立ったチャン・リュウ・クアン副首相は、「ベトナム税関は、ベトナムの公正でダイナミックな経済成長を支えながら、投資誘致や貿易振興、各国の草の根交流強化に大きく貢献している」と強調しました。今後、ベトナム税関部門は、科学技術の適用やデジタルトランスフォーメーションの促進における先駆的な役割を果たさなければならないとしています。

これに対し、税関総局のグエン・バン・カン総局長は、「ベトナム税関は、近代的でスマートな税関構築の基準に基づいてデジタルトランスフォーメーションを促進している。2030年までに、ベトナム税関は世界の先進国の税関部門と比べると、ほぼ同様でなければならない」強調するとともに、「現在、ベトナム税関はデジタル税関・グリーンでスマートな税関の方向で各国の税関機関との協力を強化している」と明らかにしました。