(VOVWORLD) -WHO世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長が、「新型コロナウイルスは感染症の最後の世界的大流行にはならないだろう」として警告しました。
〈写真:ロイター) |
新型コロナウイルスは2019年12月に初めて中国で検出されて以来、全世界で4億8700万人の感染者および、600万人以上の死者を出しています。
ロシア・スプートニク通信によりますと、テドロスWHO事務局長は30日水曜、「おそらく、新たな疾病への感染の可能性および、それによる死亡者の規模がどれほどになるかは、現在のコロナ世界的大流行から人々が教訓を得られるか否かにかかっている」と語りました。
また、UAEアラブ首長国連邦ドバイで毎年開催される世界政府サミットで演説し、「新型コロナCOVID-19は決して、感染症の世界的流行の最後のケースにはならないだろう」と述べています。
さらに、「今後起こりうる再度の感染症パンデミック発生について、ふたたび猛威をふるわせかを決めるのは、我々自身である。我々は、再発した場合にどのような弊害が起こりうるかを知っておくべきであるとともに、今回のコロナ・パンデミックから、教訓を得なければならない」としました。(parstoday.com)