森林保護に努力してきた人

先日、トア・テェン・フェ省森林保護局のチャン・ディン・テェンさんは、森林保護と森林火災防止作業において優れた成績を収めた全国47人の一人として、農業農村開発省から賞状を授与されました。

テェンさんの話によりますと、山岳地帯アルオイ県に赴いたこの8年間、ア・ゴ(A Ngo)村とソン・トウイ(SonThuy)村の村人とともに、地元の森林保護に堅持してきました。2004年にフェ市の農林大学を卒業したテェンさんは少数民族が大多数を占める貧しい地域のア・ルオイ(Aluoi)県に自発的に赴きました。この地域は森林を伐採して、耕作地にする状態がよく発生する地域です。当初、テェンさんは3千ヘクタールの森林保護という任務を担いました。彼はどのようにすれば森林の保護と発展と現地住民の生活改善を両立させられるかをよく考えていました。それから、彼は、地元のホーチミン共産青年同盟と連携して、「故郷のための森林保護」という運動を行いました。この運動の重要な内容の一つはそれぞれの青年が森林の保護と発展作業において積極的な宣伝者としての役割を果たすとともに、森林の不法開拓を検査するということです。

 森林保護に努力してきた人 - ảnh 1

森林を効果的に保護するために、彼は、現地の行政府に植林で貧困解消へ向けた様々な方法を提案してきました。(テープ)

「トア・テェン・フェ省人民委員会の植林プロジェクトに応え、私は、需要のある地方にある家庭やグループ、組織に植林を託するプロジェクトを作成しました。これまでに、120のグループ、組織に引き渡した植林用地の面積は9千ヘクタールに上っています。植林用地の引渡しにより、住民が植林による利益を受けることが出来るし、森林に対する責任を持つのです。」

テェンさんはこのように語りました。

アルオイ県ソン・トウイ村人民委員会のチャン・ロク委員長は「森林保護者が現地に派遣されてからは、森林保護と森林火災防止に対する住民の意識が向上してきた。」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「テェンさんは、森林保護に関する諸活動を良好に行ってきました。彼は、地方行政府に森林保護計画を提案してきました。以前は、よく現地住民が、木材を取るために、森林をよく伐採しました。ですから、私たちは、テェンさんのような森林保護者とともに常に検査を行なうので、森林伐採事件が存在しなくなりました。」

やはり、現在、住民らは森林の価値を認識し、森林を自発的に保護するようになりました。こうした結果により、アルオイ県にいおける森林を破壊し、耕作地にする状況が大きく減りました。

アルオイ県森林保護支局のレ・ニャン・ドク支局長は次のように語りました。

(テープ)

「テェンさんは、森林保護へ向けて専用ソフトウェアを上手く適用しています。また、彼は、常に経験を同僚と分かち合っています。さらに、彼は現地の行政府と住民から信頼されています。」

ドク支局長はこのように語りました。

植林と森林保護に貢献するテェンさんのような人がさらに増えることを期待しましょう。

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