ホーチミン市の中学校、3D授業を導入

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3Dクラス

ホーチミン市ルオン・テ・ビン(LuongTheVinh)中学校は、国内に先駆けて、3Dソフトウェアを授業に取り入れた学校として注目されています。これは、ベトナムにおける学校授業の転換点として見做されています。

ルオン・テ・ビン中学校の3Dクラスに入ると、まるで映画館にいるような感じがします。このクラスでの3Dソフトウエアは、生物と物理の授業で行われています。教科書の写真説明と違って、立体的な技術の導入により、生徒たちは実践と周辺の世界に接近できるようになりました。例えば、エイズに関する生物学の授業では、生徒は生き生きとした拡大画像を通して、エイズウイルスの本質と構造を深く理解することができました。あるいは、物理学の授業では、レンズを通る光の道筋を表わす動画は多くの生徒たちを喜ばさせました。こうした授業のあり方は、生徒たちを奮闘させることでしょう。

生徒マイ・ドク・フクさんは次のように語りました。

(テープ)

「3D技術を授業に取り入れたお陰で、私はより詳しく想像するようになりました。例えば、物理学では、レンズについて簡単に深く理解できるようになりました。また、光の方向についても分かるようになりました。」

やはり、こうした方法は生徒に前向きな影響を与えるだけではなく、学習と創意工夫で夢中にさせ、授業方法の刷新に役立っています。これにより、生徒たちは更なる多くの見識を身につけ、それらを実用化するために学習方法や思考方法を変えてゆかなければなりません。

生物学の教師ト・フィン・テン・チョンさんは次のように語りました。

(テープ)

「こうしたソフトウエアを使用することで、30分以内に全ての教材を上手く扱うことが出来ます。最近、私達は幾つかのクラスでこうした授業方法を試験的に行いましたが、望ましい成果を収めました。生徒たちは授業で多くの内容を着実に得ているです。」

ところで、3Dクラスとは、電子黒板「アクティブボード」、プロジェクター、3Dメガネ及び授業で使える3Dソフトウェアからなっています。総額で約4億ベトナムドン、日本円で2百万円ぐらいです。

キム・ビン・フク校長は「この新技術の導入は教師と生徒による双方だけではなく、生徒と生徒間の授業にもなる。」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「こうしたソフトウエアのお陰で、生徒たちは勉強により良く接近するようになりました。学習は生徒を夢中にさせています。資金は生徒の両親からの寄付金を得たので、我が校は授業を刷新させることができました。」

授業で3D技術を活用している国は、アメリカ、韓国、日本、中国などの先進諸国で既に実現されています。しかし、ベトナムでは、こうした授業方法はホーチミン市のルオン・テ・ビン中学校は群を抜いて、3D技術を活用して授業を行ったのです。同学校は、2013・2014学年度に、3D技術を使用する2~3のクラスを追加する予定です。これは、同校の全クラスの学習に十分応えるであろうと期待されます。

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