バリア・ブンタウ省、投資誘致に突破口を開く

(VOVWORLD) - 数年、南部バリア・ブンタウ省は選択的な投資誘致戦略を実現して、投資家に対する具体的な支援を行い、投資認可などに関する処理時間を短縮し、有望な投資先のイメージづくりに取り組んでいます。

バリア・ブンタウ省は長年にわたり、投資を大量に誘致してきたことは多くの問題点を見せ、地元の経済社会発展に悪影響を与えました。紡績・染色プロジェクトによる環境汚染やプロジェクトの遅延などがなかなか解決できない問題となっています。

バリア・ブンタウ省、投資誘致に突破口を開く  - ảnh 1 カイメップ港湾

「環境を犠牲にしてまで、経済成長を優先させない」という方針を掲げ、バイリア・ブンタウ省は地元の潜在力と強みに相応しい持続可能な発展を確保できるような投資誘致計画を展開しています。これに基づき、同省は選択的に投資誘致を進め、先進的な技術を利用し、環境に優しく、多くの労働者を擁しないプロジェクトを優先対象に位置づけています。2020年までに、40億ドル相当のFDI=外国直接投資プロジェクト80件、及び100兆ドン、約4890億円相当の国外投資プロジェクト90件を誘致するという目標を掲げています。

バリア・ブンタウ省計画投資局のレ・ホアン・ハイ局長によりますと、投資誘致基準を作成したことで、同省は信頼できる投資家向けに主体的にアプローチする一方、規制分野リストを作成しました。その結果、2017年、同省に対する国内外からの投資プロジェクトはおよそ70件にのぼり、投資額は2016年の2倍増となっています。また、ほとんどの分野はかなりの伸びを見せています。ハイ氏の話を聞いてください。

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「国内外の企業の投資額は地元の投資額の8割以上を占めています。我が省の指導者はこれを地元の経済社会を発展させるための主な財源と見なし、さらに誘致するため、あらゆる手を尽くしています。この2年間、我が省の指導者らは投資誘致の強化や各プロジェクトの進捗の加速を目指す様々な措置を打ち出しました。」

「選択的な投資誘致」という方針を掲げ、同省は投資や建設許可書の発給所要時間、製品の通関所要期間を短縮し、政権の健全化を進め、投資家に対する障壁の撤廃に力を入れています。

バリア・ブンタウ省人民委員会のグエン・バン・チン委員長は「今後、魅力的な投資環境の整備を推進し、持続可能な発展の確保を目指す。終始一貫した立場は環境に害を及ぼすことなく、人口の自然増加を押さえ、立ち遅れた技術を導入しないことである」と明らかにしました。チン氏は次のように語りました。

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「バリア・ブンタウ省の潜在力は豊ですから、これらの潜在力を着実に活用していく方針です。今後、我が省に対する投資プロジェクトは人民委員会ではなく、工業団地管理委員会のみに提示することになります。人民委員会は工業団地管理委員会に決定権限を委託しました。」

一方、同省党委員会のグエン・ホン・リン委員長は「地元のGDPに占める輸出入からの歳入の比重は増えている一方、石油ガス開発からの歳入は減少することから、石油ガス開発からの歳入に依存せず、国内外の企業からの投資誘致を進めていく計画がある」と明らかにしました。リン氏は次のように語りました。

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「石油ガスに依存しない経済を発展させます。また、裾野産業、輸出製品の生産、先進的な精油技術の発展を推進する一方、港湾やロジスティックス・サービスを重点的な経済分野に発展させる決意です。また、観光とハイテク・アグリカルチャーは経済発展の第3と第4の柱となっています。」

今後、バリア・ブンタウ省の第一の任務は発展事業に社会的財源を最大限に活用することです。同省行政府は企業の困難解決を支援し、投資手続きの簡素化、経済発展に尽力していきます。

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