ベトナム南部ティンザン(TIENGIANG)省、ゴーコンドン(GO CONG DONG)の沿海部にはヴァムラン(VAM LANG)という小さな港町があります。この街の住民の大多数は漁民です。昨年、この小さな町の漁業は大きな成果を収めました。2012年に入った春の日々にも、この町の漁民たちは豊富な漁獲量を期待しています。昨年の12月終わり時点で、この町の400隻の漁船が寄港したとき、どの漁船も魚やエビで溢れていました。特にテトの前になると漁船の一隻のイカ漁獲量は2,5トンから3トンにのぼり、その収益は5千万トンに達しました。
そうした成果により、ヴァムランの漁民の各家庭は豊かなテトを過ごすことができました。漁民人であるフィンバンサックさんは次のように語りました。
(テープ)
「昨年の漁獲量は非常に高く、とても喜んでいます。最後の漁船がついた直後、船員らは報酬をもらい、皆とても満足して嬉しかったです」
また、4隻の漁船を所有しているチャンバントゥさんは順調な漁獲に満足しており、次のように語っています。
(テープ)
「今年のテトにヴァムラン町の漁民の漁獲量は高いです。各家庭はテトを楽しく過ごしました。」
現在、ヴァムラン町はテェンザン省内で経済面で最も高い成果を収めた地方と評されています。この町で水産物の漁獲と養殖に従事する世帯数は500軒であり、年平均、漁獲量は2万トンにのぼります。漁業は天候に左右されるものです。
近年、この町の漁民たちは天候に恵まれているので沖合いに出た全ての漁船は常に魚屋イカやエビで溢れています。現在、この町の富裕層の割合は30%、貧困率は8,6%だけです。一人当たりの収入は2千万ドンに達しています。ヴァムラン町人民委員会のレクァンビン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「我が町は経済面で著しい発展を遂げています。現在、漁民たちはイカの季節を迎えています。船主は政府から570億ドンの補助金を受けて、とても喜んでいます」
レクァンビン委員長はこのように語りました。
新春の日々にヴァムラン町を訪れるならば、この土地の人々の幸せな顔が見られるでしょう。町の各通りの家々にはたくさんの国旗や
「党を祝う、春を祝う」というスローガンが掲げられています。また、新春を祝う祭りでは故郷の民謡を讃える歌声が響き渡っています。特にテトの後はベトナム製品を農村部へ」というプログラムが大幅に実施されています。これにより、この町は活気ある雰囲気に包まれています。現在、数々の漁船が沖合いに向かっており、故郷の漁業発展事業並びに国の領海主権の保全事業に積極的に寄与することでしょう。