ホームスティ業を営むバックカン省パックゴイ村


ホームスティ業を営むバックカン省パックゴイ村 - ảnh 1

北部バックカン省バベー県ナムマウ村パックゴイ村は、少数民族タイー族独特な文化や風習を持つ場所の一つとなっています。10年ほど前、パックゴイ村のタイー族の人々は旅行型ホームスティを営んできました。

パックゴイ村はバベー国立公園の中心地に位置し、手前にはトウモロコシ畑や森林、その後ろは高く聳えている山であり、そしてすぐ近くには北部で有名な湖として知られているバベー湖があります。こうした情景で、村にあるすべての家は、北西に向いていて、自然豊かな場所に位置しています。この村は、主にタイー(Tay)族を含むおよそ80世帯400人が生活しています。タイー族の住宅は高床式の家であり、50人ないし70人の観光客を収容することができます。ホームスティ向けの高床式の家は一見すると素朴に見えますが、中に入ると、バスルーム、敷布団を敷いたベッド、エアコン、インターネットなどが十分に完備されています。主に、ヨーロッパからの観光客にガイドするホアン・ドク・トアンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「この辺のホームステイはとても美しいです。民家は綺麗で、料理も美味しいですよ。このサービスはまだ新しいですが、観光客は現地住民の伝統的生活を体験することができます。」

一方、ゴ・バン・トアンさん一家は、この村でホームスティ業をする初めての家庭です。トアンさんによりますと、当時、他の村人と同じように、湖の魚やエビを水揚げするというやり方で生計で立てていました。しかし、ある日、外人の夫婦が、バベー湖と現地住民の風俗や生活を研究するため、彼の家に宿泊しました。そうすると、毎日、この夫婦は、日常生活の活動に参加しました。例えば、昼間は稲作をしたり、薪を割ったり、機織りをしたりして、夜はタイー族の伝統民謡を歌ったりしました。そして、最後の日に、彼らはトアンさんにホームスティというサービスをするようと提案していました。それから、パックゴイ村はホームスティサービスを営んだのです。その後、ますます観光客が増えるため、多くの家庭は大型の高床式の家を建てました。トアンさんは次のように語っています。

(テープ)

「私たちは、昔から高床式の家で生活しています。2004年頃に、旅行会社と契約を結んで、多くの外国人観光客を迎えるために、大きな家を建てました。私の家族だけが、ホームスティ向けの家が10軒もあります。大きな家は15ないし20人が泊まることができますよ。現在、この村ではおよそ20世帯がホームスティ業をしています。」

パックゴイ村を訪れると、バベー国立公園の美しい自然風景を鑑賞するだけでなく、古き良き高床式の家を見学しながら、タイー族の伝統音楽を楽しむことができます。

フランス人観光客のジャン・フランソワさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「バベー国立公園は世界的にも有名になっています。現地の人々は親切で、親しみやすいです。宿泊施設も綺麗で、料理も美味しいです。この地を訪れて、ホームスティをして、現地住民の日常生活を体験するのは私にとって一番得意なことですよ。」

パックゴイ村を訪れる機会があれば、春の豊作祈願祭りや、雨ごい祭り、長寿祭りなどに参加することもできます。毎年、およそ5500人の外国人観光客がパックゴイ村を訪れ、ホームスティをしています。リスナーの皆さんも是非ともチャレンジしてみてくださいね。

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