新農村作り事業における会社の役割

新農村作り事業における会社の役割  - ảnh 1

新農村作り運動はベトナム国内各地に広がっています。この運動の主人公は農民ですが各企業もこの運動に積極的に参加しています。中部ゲアン省にある農業㈱会社は同省の農民を支援して、大規模な田んぼ作りを行ってきました。1960年に設立されたこの会社は5年前からこの運動に参加し始めました。この会社は各地方の農民と協力して、大規模な田んぼ作りを行い、農民が肥料、新しい品種を購入できるように融資をして、そして、農民が生産した米を買い上げます。ゲアン省の農業㈱会社のチュォンバンヒェン社長は次のように語りました。

(テープ)

「我 が社はこれまで、ゲアン省だけでなく、ハディン省、ビンディン省、ダクラク省、ザーライ省でも大規模な田んぼ作りを完成させ、近代的技術を導入してきまし た。我が会社は「肥料一つ、品種一つ」という方法を適用しているので、米の生産高は非常に良いです。ハティン省で大規模な田んぼという農地面積は9割を占 めており、一つの大規模な田んぼ面積は200ヘクタールから300ヘクタールになっています」

  かつて、これらの地方の農民は各自の農地で様々な農作物を栽培していました。これにより、害 虫が発生することが多く、生産高も低い状態でした。大規模な田んぼ作りを行った以来、「1肥料1品種」という方法が適用されたおかげで、害虫も減り、生産 高も上がっています。当初、ゲアン省の農業㈱会社は省内の5―7の大規模な田んぼを作って、大きな成果を収めました。それ以来、このモデルは国内各地に広 がっています。先ほどのゲアン省の農業㈱会社のチュォンバンヒェン社長は次のように述べています。

(テープ)

「こうした成功を得るため、我が社は農民の利益のため、力を注ぎました。大規模な田んぼを作る時、わが社は農民が肥料や種を購入するため、出資しました。収穫後、農民が生産したものを高い値段で買い取ります。更に、わが社は農民が農産物を売れるように支援を行います」

このように語ったヒェン社長は新農村作り事業における企業の役割を強調し、次のように語りました。

(テープ)

「新農村作り運動を効果的に実施するため、企業の貢献は欠かせないものです。農民は生産の携わる時、資金も足りず、近代技術も導入できないのです。ですから、各企業は農民を支援して、大規模な田んぼを作ります。」

大規模な田んぼ作りというモデルを効果的に実施していたゲアン省の農業㈱会社は農民を支援して、トウモロコシ、サトウキビなどの大きな畑作りを行っています。こうした成果により、ゲアン省の農業㈱会社は国内各地の農民と協力して、新農村作り事業における積極的な役割を果たしてゆくことでしょう。

ご感想

他の情報