新農村作り運動への企業の貢献

新農村作り運動の国家目標プログラムの中で、政府、科学者、企業及び農家との連携というモデルは持続可能な農業発展に向けての重要な要素となっています。近年、南部カマウ省は農家と企業との連携の力を生かして、農業生産を効果的に実施してきました。

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特に、カマウ省にあるコメ生産会社ビェンフ社の社長であるボミンカイ氏は有機米の生産に成功しました。彼の会社の米は国内だけでなく世界各国でもよく知られるようになっています。以前に、カイ社長は世界の多くの国に足を運び、ベトナムの何らかの製品ブランドを世界へと紹介するという夢を抱きました。

そのため、カイさんはクリーンな米生産を決めました。有機米は化学肥料を使用せずにクリーン生産技術で生産されるもので、米加工ラインが自動化されています。カイ社長は次のように語りました。

(テープ)

「以前、ベトナムは世界にブランドのない農産物を生産しました。そのため、アメリカと欧州各国のクーリン技術を学んだ私はベトナム米生産にこの技術を導入しました。これまでに、ベトナム米のブランドは多くの国で知られるようになりました」

このように語ったカ社長は有機米は単に食糧であるだけでなく、人間の健康と病気治療にいい成分が入っている植物でもあります。カイ社長は肥沃な地帯である南部メコンデルタ地域のカマウ省のウミンハ村、カインアン村を選んで、米を生産しています。この地帯はまだ化学肥料による害は出ていません。彼の工場で生産される有機米はアメリカと欧州の基準を満たしています。稲作り過程の中で、モミの選び方は非常に厳しいです。

今年、カイ社長はオランダのクリーン米作り技術を導入して、320ヘクタールにわたる農園で、稲を栽培するほか、水産物及び野菜を栽培しており、高い収益を得ています。カイ社長は次のように語りました。

(テープ)

「この農園では有機米作り、水産物養殖、野菜栽培が行われています。有機米は糖尿病や癌や心臓病を治療できます。水産物や野菜は国内各地に出荷するだけでなく、欧州各国にも輸出されています。この農水産製品はアメリカと欧州の基準に満たしています。」

2013年以来、カイさんの有機米はアメリカ、欧州各国、シンガポール、韓国に輸出されており。「母乳の花」というブランドマイは多くの国で知られています。2014年、カイさんの会社の有機米生産量は1千トンにのぼりました。そのほか、様々な野菜と水産物が輸出されています。カインアン村人民委員会のゴ・タイン・フォンさんは次のように語っています。

(テープ)

「クリーン米は健康にいいものです。カイ社長は現地の多くの労働者に雇用の場を与えています。クリーン米作りが国内各地に展開されるよう期待しています」

政府、科学者、企業と農家との連携はベトナム新農村作り運動に大きく寄与しています。2015年12月までに、カマウ省では新農村作り運動の全ての目標を達成する村の数は14になる見通しです。カイ社長の熱心な指導の下、クーリン米作りというモデルは必ず、全国各地に繰り広げられることでしょう。

 

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