身体障がに寄付する為の中古車いすの修復に情熱を注ぐ人
(VOVWORLD) - 南部ビンロン省マンティト県チャンアン村ミーハイン集落に住むフィン・ヒュウ・ホアイさん(70歳)は、チャンアン村赤十字協会のボランティアです。彼が、中古車いすを修復して、貧しい障がい者に無料で贈呈する人道的行いは日々拡大されています。
ホアイさん(立っている人) |
ホアイさんが中古車いすを修復したきっかけは、ホーチミン市のスポンサーの慈善活動です。2020年に、このスポンサーは、マンティト県に住む病気の人、身体の不自由な人に80台の車いすを贈呈しました。当時、ホアイさんは、贈呈者の1人でした。車いすの贈呈式が終えましたが、多くの人は、もっと車いすが欲しいと彼に電話をかけていました。ホアイさんは、病気の人のニーズをよく理解して、中古車いすを新しいものに修復することにしました。2022年以来、彼は、214台の壊れた車いすを修理して、周辺の病気の人にあげました。
中古車いすを収集する為には、ホアイさんは、省内にある屑屋さんへ買いに行きました。当初、これらの屑屋さんは、安い価格で販売していましたが、彼の有意義な行いを知った後、彼に無料であげました。それで、ホアイさんが入手する中古車いすの数も増えてきました。
修復の費用について、当初は、すべて自己負担でした。それだけではなく、彼は、病気の人の家に車いすを持ってきて、手渡しました。そして、多くの人は、ホアイさんの行いを見極めた後、彼に一部の往来費用を支援してきました。
ホアイさんの善行は、マンティト県行政当局と住民から高く評価されています。彼の行いは、「良い人・良い行い」というイメージを広げ、ベトナム赤十字協会が提唱する「仁愛になるコミュニティの構築」に貢献しています。