ホーチミン主席:ベトナム国民の心に永遠に生きる指導者

(VOVWORLD) -ベトナムが独立を勝ち取った当初から、ホーチミン主席は政府に対し、国民が食料、衣類、住居、そして教育を享受できるよう、直ちに4つのことを実行するよう求めました。
ベトナムの八月革命と建国80周年記念日は、国の建設と発展事業において重要な政治的、歴史的な節目とされています。この記念日にあたり、ベトナム国民は、偉大な指導者であり、民族解放事業に多大な貢献をしたホーチミン主席を偲びます。ホーチミン主席の生涯は、愛国主義の結晶であり、祖国と国民のために生涯を捧げました。
ベトナムが独立を勝ち取った当初から、ホーチミン主席は政府に対し、国民が食料、衣類、住居、そして教育を享受できるよう、直ちに4つのことを実行するよう求めました。
国民の幸福は革命事業の重要な目標
生前、ホーチミン主席は「私は生涯を私の民族に捧げる」という有名な言葉を残しました。これは、国民を愛する思想と革命活動に捧げた生涯を最も深く要約したものであり、国民にとって偉大でありながらも、非常に身近で親しみやすいものでした。
ホーチミン主席にとって、国民の生活と幸福に配慮することは、革命事業の重要な目標でした。ホーチミン国家政治学院のブイ・ディン・フォン博士は、次のように述べています。
(テープ)
「ベトナムが革命政権を樹立した後、ホーチミン主席は、飢餓、文盲、そして外部の敵に対処することを指示しました。これらの敵を完全に克服しなければ、国民の生活を向上させることはできませんでした。」
ホーチミン主席の生涯のあらゆる瞬間は、国民の生活に対する深い思いに満ちていました。
ホーチミン主席の警護員であったチャン・ヴィエト・ホアン氏は、次のように語っています。
(テープ)
「ホーチミン主席にとって、国民は常に心にあり、日々の生活における気がかりなことでした。食事をする時も、眠る時も、国民のことを考えていました。1954年に抗仏戦争に勝利し、ホーチミン主席がハノイに戻った際、党と国家はホーチミン主席に国家主席府で生活し、執務を行うよう勧めましたが、ホーチミン主席は『あの建物は国民の成果であり、国民に属するものであって、私のものではない』と言いました。」
国民の心に永遠に生きる
ホーチミン主席の国民に接する態度は常に誠実で質素でした。これは、国民がホーチミン主席に対して抱く愛情の源であり、主席の魅力、人々を惹きつけ、説得する力の要素でした。
中部クアンチ省在住のチュオン・ティ・ジエンさんは、1966年頃、ホーチミン主席に会った時のことを思い出しています。
(テープ)
「ホーチミン主席にお会いした時、私はあまりにも感動して言葉を失いました。ホーチミン主席はとても親しみやすく、庶民的で、私のことを細かく尋ねてくださいました。たくさんのことを諭してくださり、『わが民族が英雄であるのは、英雄的な国民がいるからだ。君たちが英雄に選ばれたのは大変なことだから、さらに学び、自分の道徳を磨かなければならない』と話されました。今でも、ホーチミン主席にもらった綿入れの服と、その言葉は私の人生と共にあります。」
去る9月2日、ハノイで行われたベトナム建国80周年記念式典の演説で、トー・ラム党書記長もホーチミン主席の「国民のため」という思想を強調しました。
(テープ)
「ベトナム国家は永遠であり、ベトナム祖国は平和であり、ベトナム民族は繁栄し、発展します。栄光あれ、ベトナム社会主義共和国万歳!栄光あれ、ベトナム共産党万歳!偉大なホーチミン主席は、我々の事業の中で永遠に生き続けます。栄光は永遠に人民に帰属する!」
ベトナム建国から80年が経ち、ホーチミン主席はすでにこの世を去られましたが、国民から離れることはありませんでした。ホーチミン主席は独立、自由、幸福という普遍的な価値の中に生き続けています。ホーチミン主席は国民の愛情の中に、祖国の神聖な土地を守るという不屈の意志の中に、そしてベトナム民族の向上心の中に生き続けています。

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