
2010年にホアヒンで開かれた第1回首脳会議(写真Chinhphu.vn)
5日、ホーチミン市で、国際メコン川委員会の第2回首脳会議が開催されます。ベトナムのグェン・タン・ズン首相率いる代表団が会議に参加します。今回の会議は、試練と困難を乗り越え、メコン川流域の持続可能な開発へ向かう、という国際メコン川委員会のメンバーの意志と政治的公約を示す事が狙いです。
「メコン川流域における気候変動の背景の中で、水資源、エネルギー、食糧の安全保障」をテーマにする今回の首脳会議は、メコン川の水資源の持続可能な開発を目指して、各国の連携を改めて公約とする事になります。
ベトナム、ラオス、カンボジア及びタイの4カ国によるメコン川の持続可能な開発に関する協力協定は1995年に調印されました。2010年に、同協定調印15周年を記念するに当たり、その4カ国の指導者は国際メコン川委員会首脳会議を4年に1回開催することにしました。第1回首脳会議はタイのホアヒンで開催され、この会議で、ホアヒン宣言が出されました。ベトナムメコン川委員会事務所のレ・ドク・チュン氏は次のように語りました。
(テープ)
「ホアヒン宣言は国際メコン川委員会が、メコン川流域における戦略的問題を解決出来ることに道を開いています。それは先ず、水資源の管理に基づいて流域開発戦略の遂行計画を採択した事です。」
このように語ったチュン氏は国際メコン川委員会の第2回首脳会議について次のように明らかにしました。
(テープ)
「今回の首脳会議は極めて重要な意義を持ちます。それは先ず、メコン川流域の持続可能な開発の確保へ向けた4カ国の公約を改めて強調します。次は、ホアヒン宣言の実施状況を検討する事です。そして、次の段階の優先課題と方向を見出す事です。」
メコン川は中国、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジア及びベトナムの6カ国を流れる世界で最大の河川の一つであり、流域沿いに暮らす数千万人の生活に繫がっています。その一方で、メコン川流域には世界のレッドブックに登録されている数多くの稀少な動植物が生息しています。
下流にあるベトナムは、メコン川の水資源の保護に積極的に貢献しています。ベトナムは、水路の交通手段発展や陸路と水路の交通運輸に関する様々な構想を出してきました。これらの構想は、観光の発展、環境保護などに寄与してきました。
国際メコン川委員会の第2回首脳会議は、ベトナムが地域内諸国や相手国及び支援者と共に、水資源の安全保障、メコン川流域の管理と持続可能な開発を引き続き公約とする機会であると期待されています。