2013年憲法の宣伝が全国各地で幅広く展開されています。基本法としての役割を持つ憲法の実施は、重要な意義を持っています。特に、憲法の内容、精神、意義について正しく理解する事は憲法と法律の執行意識を高め、憲法を実践の中で生かすことに寄与しています。立法研究院のディン・スアン・タオ院長は次のように語りました。
(テープ)
「憲法の内容を受け入れる対象者は様々です。そこで、憲法の宣伝作業はそれぞれの立場の特徴に具体的かつ相応しくでなければなりません。さらに、その宣伝作業は長期的かつ持続的に行なう必要があります。」
そうした理由で、これまでに、多くの地方はそれぞれの国民の法意識に合わせて憲法の内容の宣伝を行なってきました。例えば、3月中旬までに、北部ホアビン(HoaBinh)省では、メイン幹部を対象に憲法の内容と意義を貫徹する会議がほぼ完成されました。一方、フート(PhuTho)省フート町では、現時点で、全ての村や居住地が100回にわたって憲法の宣伝会議を行いました。一方、同省のタンラク(TanLac)県は憲法に関する資料を印刷し、現地住民に配りました。
南部ビンズオン(BinhDuong)省ト・ザウ・モット市司法室のド・トゥ・チュウ室長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「私たちは法律に関する問答集を印刷し、各部門、団体、宣伝員に配りました。今年の第2四半期に、ビンズオン省人民委員会は各部門、団体、居住地、人民各層に憲法を貫徹する会議を開きます。」
他方、教育部門は教師や学生、生徒に憲法を理解してもらうために様々な方法をとってきました。フート省のビェッチ工業高校学校では、憲法の内容がカリキュラムに盛り込まれています。また、同省のフンブオン大学は憲法の内容を月例会議で貫徹させることや、政治理論講義に盛り込んでいます。
一方、ハノイ法律大学のタイ・ビン・タン博士は次のように明らかにしました。
(テープ)
「2013年憲法の展開は我が校にとって極めて重要な任務です。全ての幹部、教師は憲法の新たな点を深く理解しています。今年中に、私たちはベトナム憲法、法律に関する教科書を新たに制作し、関連教科書を改訂します。その他、私たちは、5月に学生を対象に憲法に関するクイズコンテストを開催します。」
2013年憲法が積極的に実施される事は国民の憲法の貫徹に役立つと同時に憲法の実施において国家機関を監視することになる。