16日、ハノイで、天然資源環境省はJICA＝日本国際協力機構の協力を得て、ベトナムの政策に対する気候変動の影響に関するシンポジウムを開催しました。

シンポに出席したハー天然資源環境次官とJICAの森ベトナム事務所長
(写真：Vnmedia)

席上、省エネルギーや、農業、漁業、廃棄物管理、交通、水資源保護、医療、教育などの分野に関する政府の政策への気候変動の影響が分析されました。

天然資源環境省によりますと、2009年からこれまで、同省はこれらの政策を気候変動対応戦略に見合うように調整してきました。政策調整のための費用は10億ドルを超えたということです。

会議で、JICAをはじめ、支援者らは、気候変動対応に関するベトナムのイニシアチブを高く評価した上で、今後もベトナムの気候変動対応作業を引き続き支援していくことを確約しました。