組織・機関の整理はベトナムの事情に適合する必要がある
(VOVWORLD) -現時点で、省庁、これと同格の機関、政府に直属する機関は、組織・機構の改編案を基本的に完了しています。
チン首相(中央)が決議18号の実施状況を総括する政府指導委員会第2回会議を主宰した。 |
今週、政府、省庁、これと同格の機関、政府に直属する機関は、政治システムの組織・機構の整理・合理化を展開しはじめました。
12日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は「政治システムの組織・機構の合理化」に関する第12期党中央委員会第6回総会の決議18号の実施状況を総括する政府指導委員会の第2回会議を主宰しました。席上、チン首相は、考え方を明確にし、高い決意を持ち、断固として行動し、機構の簡素化と合理化を同期的かつ効果的に展開し、国家と民族の利益を第一に位置付けるべきであると強調しました。また、ベトナムの実情に適したものであること、外国の経験を参考にすることも重要であるとしています。
12月11日、ハノイで、中央宣伝教育委員会は中央大衆工作委員会と連携して、「中央宣伝教育委員会と中央大衆工作委員会の合併後の名称、職能、任務、権限、機関組織、人事」に関するセミナーを開催しました。
席上、参加者らは、新たな状況のもとにおける宣伝教育と大衆工作の要求に適合するように、両委員会の合併後の職能、任務設定のための科学的実践的基礎を提案しました。中央宣伝教育委員会のライ・スアン・モン副委員長は次のように語っています。
(テープ)
「これは客観的かつ民主的で科学的に急いで実施される必要がある重要な作業です。同時に、原則を守りながら、専門家、科学者などの意見を参考にした上で、合併後の名称を提出し、職能、任務を設定し、機構、人事の簡素化と合理化を行わなければなりません」
フォック副首相は、情報通信省、および科学技術省の指導部と会合を行った。( An Đăng/TTXVN撮影) |
他方、11日、ホ・ドゥック・フォック副首相は、情報通信省、および科学技術省の指導部と会合を行い、両省の合併について討議しました。席上、発言に立ったフォック副首相は、両省の合併が正しい決定であり、リソースの最適化、役割分担の重複回避、政策の同期化、科学技術とデジタルトランスフォーメーションの開発、インベンション、イノベーションの推進に役立つと確認しました。
ハー副首相(Diệp Trương/TTXVN撮影) |
さらに、9日、ハノイで、チャン・ホン・ハー副首相は、ベトナム国家大学ハノイ校、ベトナム国家大学ホーチミン市校の改編案を討議する会議を主宰しました。席上、ハー副首相は次のように述べています。
(テープ)
「ベトナム国家大学ハノイ校、およびベトナム国家大学ホーチミン市校は職能、任務を明確にしなければなりません。それらは、教育訓練省の国家管理に関わる任務、科学技術管理に関わる任務、内部管理に関わる任務などです。解決の方向性を提示するために、教育訓練省が率いる作業部会を発足しなければなりません」
統廃合、改編後の機関は事業の効率化を図ることが求められます。