イスラエルと米国防相 ラファ地上作戦に代わる作戦など協議

(VOVWORLD) -ガザ地区での軍事作戦を続けるイスラエルのガラント国防相は26日、アメリカのオースティン国防長官と会談しました。
イスラエルと米国防相 ラファ地上作戦に代わる作戦など協議 - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)
会談では、オースティン長官から南部ラファへの地上作戦に強い懸念が示され、それに代わるハマスの幹部に標的を絞った作戦などについて協議したということです。イスラエルのガラント国防相は26日、ガザ地区で続ける軍事作戦について協議するため、支援を受けるアメリカを訪問してオースティン国防長官と会談しました。
この中でオースティン長官は「民間人の犠牲者があまりにも多く、人道支援はあまりにも少ない」と述べたうえで、150万人近くが身を寄せる南部ラファへの地上作戦について住民の安全確保のための実行可能な計画がない中では進めるべきではないと強い懸念を示しました。
アメリカ国防総省の高官によりますと、会談では、ハマスの幹部に標的を絞った作戦や、住民の退避に関する計画、それに人道支援の拡充などを協議したということです。
イスラエルはラファへの地上作戦を強行する姿勢を示していますが、国際社会からは住民の多大な犠牲を懸念する声が強まっていて、アメリカも代替案の検討をイスラエルに求めています。こうした中でもラファを含む各地でイスラエルの攻撃は続いていて、中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどは27日朝にラファへの空爆で少なくとも3人が死亡したと伝えています。(NHK)

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