イスラエル ガザに地上部隊展開 ハマス“協議通し停戦維持”

(VOVWORLD) -パレスチナのガザ地区では、イスラエル軍が19日も空爆を続けるとともに、一部では地上部隊も展開させて、イスラム組織ハマスへの圧力を強めています。
イスラエル ガザに地上部隊展開 ハマス“協議通し停戦維持” - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

ハマスの幹部は「協議の扉を閉ざしてはいない」と述べて、あくまで協議を通して停戦の維持を目指す考えを示しました。パレスチナのガザ地区では、イスラエル軍が18日に大規模な空爆を行ったほか、19日も攻撃を続けていて、ガザ地区の保健当局によりますと、これまでの死者は436人に上っています。


さらに、イスラエル軍は19日、ガザ地区の一部に地上部隊の展開を始めたことを明らかにし、軍事作戦を拡大しています。

また、保健当局は19日、ガザ地区中部の国連施設にイスラエル軍の攻撃があり、国連職員1人が死亡し、5人がけがをしたと発表しましたが、イスラエル軍は国連施設への空爆は行っていないとして攻撃を否定しています。イスラエルのネタニヤフ首相は「攻撃を続けながら協議を行う」と述べて、停戦の延長をめぐる協議がこう着するなか、ハマスに対する攻撃を続けながら、さらに人質を解放するよう迫っています。

一方、ハマスの幹部は、AFP通信の取材に対して「ハマスは協議の扉を閉ざしてはいない。イスラエルが攻撃を停止し、恒久的な停戦に向けた協議を開始することを求める」と述べて、あくまで協議を通して停戦の維持を目指す考えを示しました。(NHK)

ご感想

他の情報