イスラエル ネタニヤフ首相「攻撃を続けながら協議」
(VOVWORLD) - ことし1月から停戦が続くパレスチナのガザ地区でイスラエル軍は18日、ハマスの拠点などに大規模な空爆を行い、複数のハマスの幹部を殺害したと発表しました。
パレスチナのガザ地区で400人以上が死亡したイスラエル軍の大規模な空爆についてネタニヤフ首相は「攻撃を続けながら、協議を行っていくことになるだろう」と述べ、崩壊の危機にある停戦合意の協議をめぐり軍事的な圧力をかけながらイスラム組織ハマスに人質の解放を迫っていく考えを強調しました。
ことし1月から停戦が続くパレスチナのガザ地区でイスラエル軍は18日、ハマスの拠点などに大規模な空爆を行い、複数のハマスの幹部を殺害したと発表しました。
一方、ガザ地区の保健当局は今回の空爆によって404人が死亡したとしています。
イスラエルのネタニヤフ首相は18日夜、ビデオ声明で「ハマスが提案を拒否し続け人質を解放しないなら、戦闘を再開するとわたしは約束してきた」と述べ、攻撃を再開した責任はアメリカの停戦案を拒んだハマスにあると主張しました。
そのうえで「これよりイスラエルはより強力な手段でハマスに対処していく。攻撃を続けながら協議を行っていくことになるだろう」と述べ、崩壊の危機にある停戦合意の協議をめぐり軍事的な圧力をかけながらハマスに人質の解放を迫っていく考えを強調しました。(NHK)