ガザ全域で58人死亡、イスラエル軍が大規模攻撃 北部でハマス掃討継続
(VOVWORLD) - 医療関係者によりますと、ガザ市の海岸沿いにある飲食店がイスラエル軍の空爆を受け、女性や子ども、地元記者を含む20人が死亡したということです。
2025年6月30日、イスラエルによる空爆後、ガザ市の海岸沿いにある飲食店の現場の全景(写真:REUTERS/Mahmoud Issa) |
パレスチナ自治区ガザ全域では6月30日、イスラエル軍による大規模な攻撃があり、地元当局によりますと、少なくとも58人が死亡しました。イスラエル当局者がアメリカのトランプ政権とガザ地区での停戦推進を協議するため、近くワシントンを訪問する予定の中、イスラエル軍は引き続き激しい攻撃を行っています。
保健当局によりますと、住民の避難場所となっていたガザ市のザイトゥーン地区で10人、ガザ市南西部で少なくとも13人が死亡しました。13人の多くが銃撃による死亡とみられていますが、住民からは空爆もあったという報告もあります。
このほか、医療関係者によりますと、ガザ市の海岸沿いにある飲食店がイスラエル軍の空爆を受け、女性や子ども、地元記者を含む20人が死亡したということです。
住民によりますと、イスラエル軍の戦車がザイトゥーン郊外の東部地域に侵入し、北部のいくつかの地域を砲撃したほか、避難していた多くの人々に退去を命じた後、航空機が少なくとも学校4カ所を爆撃したということです。
5人の子どもを持つガザ市在住の男性、サラーさん(60)は「学校も家も爆撃された。まるで地震のようだった。ニュースでは停戦が近いと聞くが、地上では死を目にし、爆発音が聞こえる」と語りました。
イスラエル軍は、民間人へのリスク軽減の措置を講じた上で、ガザ北部の武装勢力を攻撃したと発表しています。一方、ガザ地区南西部や海岸沿いの飲食店で報告された犠牲者については、現時点でコメントしていません。
イスラエル軍は今回の攻撃に先立ち、ガザ市中心部を含むガザ地区北部で活動するイスラム組織ハマスに対する攻撃を行うとして、住民にガザ地区南部への避難を命じていました。(ロイター)