チン首相、アラムコ社長と会見

(VOVWORLD) - チン首相はサウジアラムコとPVN=ベトナム石油ガスグループとの間でさらなる協議を進め、具体的な協力プロジェクトで高い合意に達することへの希望を表明しました。

29日午後、サウジアラビアの首都リヤドで、第8回未来投資会議への出席およびサウジアラビア公式訪問の枠組みで、ファム・ミン・チン首相は、同国の国有石油会社サウジアラムコのアミーン・H・ナーセル社長兼CEOと会見しました。

チン首相、アラムコ社長と会見 - ảnh 1サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコのアミーン・H・ナーセル社長兼CEO(左)と握手するファム・ミン・チン首相

会見で、チン首相はサウジアラムコとPVN=ベトナム石油ガスグループとの間でさらなる協議を進め、具体的な協力プロジェクトで高い合意に達することへの希望を表明しました。特に、サウジアラムコがベトナムへの投資を通じ、精製・石油化学分野のほか、倉庫保管や流通インフラの整備を推進し、これによりベトナム国内のみならず地域や世界市場への製品供給に貢献することを奨励しました。

また、石油ガス部門、特にベトナムにおける大規模な精製・石油化学プロジェクトへのアラムコの投資を要請し、原油、液化石油ガス、肥料などの石油関連製品の貿易協力をさらに強化する意向を示しました。

これに対し、サウジアラムコのナーセル社長は、今後もPVNとの積極的な協議を継続し、近い将来、協力と投資の具体的な可能性を探るため、包括的な代表団をベトナムに派遣する方針を表明しました。

会見後、チン首相の立ち会いのもと、PVNとサウジアラムコは、石油・ガス貿易分野における協力覚書に署名しました。サウジアラムコは総資産が6600億ドルを超え、世界最大級の規模と収益を誇る企業です。

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