(VOVWORLD) -現地時間の20日、ドミニカの首都サント・ドミンゴで、同国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は、ドミニカのルイス・アビナデル大統領と会談に臨みました。
席上、ルイス・アビナデル大統領は、チン首相による今回のドミニカ訪問は歴史的な意義を持っており、両国関係に新たなページを刻むと確認するとともに、ドミニカがベトナムとの外交関係の強化を加速したい意欲があると明らかにしました。
一方、チン首相は、「ベトナムとドミニカには多くの類似点がある。それらは、ユニークな文化、ASEANと南米地域における重要な地政学、政治的信頼性が高い。両国が経済の相互補完性を最大限に活用し、それぞれの国の経済発展を促進できる。これらは、両国が協力関係を新たな段階に引き上げる為の重要な土台である」と強調しました。また、チン首相は、双方に対し、自由貿易協定、投資保護協定、文化・教育訓練・観光・草の根交流に関する協定、およびビザ免除に関する協定の締結を目指す交渉を推進していくよう提案しました。
会談後、両指導者は、会談の結果を通知するため、共同記者会見を行ったほか、両国間の協力合意書の調印式に立ち会いました。