これはディエンビエンフー作戦の勝利70周年記念活動の一環であり、国防省所属政治学院と党の歴史研究所、およびベトナム人民軍機関紙「クァンドイニャンザン」の共催により、行われたものです。

開会式で、同政治学院の院長であるグエン・バン・バオ准教授・博士は次のように語りました。

（テープ）

「このシンポジウムでは、ベトナム共産党とホーチミン主席の指導の下、ベトナム国民の闘争が必ずや勝利を収めることが再確認されました。また、これは民族の輝かしい革命事業を振り返るとともに、若い世代に祖国の独立、自由のために身を捧げた兵士、幹部、国民の大きな功労への理解を深めてもらう機会となります」

シンポジウムで発表された報告はいずれも、ディエンビエンフー作戦の勝利の歴史的価値、意義、原因、現在の建設発展事業における同勝利の価値の発揮に関する教訓、党中央委員会とホーチミン主席、軍事委員会の大きな役割と大活躍を強調しました。国防戦略研究所のチャン・ミン・トゥアン副所長は次のように語りました。

（テープ）

「ディエンビエンフー作戦の勝利は独自な軍事芸術を立証しました。それは人民戦争の指導と実施に関する芸術です。ベトナム共産党はこの戦争を長期的かつ全面的で、全国民による戦争と見なしたので、北部から南部まで、山間部から農村部、平野部、都市部までの全国民は人民軍と力を合わせ、党の指導に従って、戦争に参加してきました。ディエンビエンフー作戦でベトナムの軍事芸術が新たな段階で発揮され、全民族のパワーを作り出しました」

なお、70年前の1954年3月13日、党中央委員会、ホーチミン主席、軍事委員会の指導の下、ディエンビエンフー作戦が開始されました。56日間にわたる激しい戦闘の結果、ベトナム国民と軍隊は勝利を収め、旧式の植民地主義者の崩壊を告げ、世界の民族解放運動の新たな発展を記すとしています。