(VOVWORLD) - 2日午後、ハノイの党中央本部で、トー・ラム党書記長は、ベトナム駐在ロシアのゲンナジー・ベズデトコ大使と会見しました。
ベトナム駐在ロシアのゲンナジー・ベズデトコ大使(左)と握手するトー・ラム党書記長(写真:VOV) |
この席でトー・ラム書記長は、ベトナムは常にロシアを外交政策における最優先のパートナーの一つとして重視しており、両国民の利益にかなう良好な伝統的関係を維持し、地域および世界の平和、協力、発展に貢献していきたいとの考えを示しました。
また、2025年に外交関係樹立75周年を迎えるにあたり、トー・ラム書記長は、両国間の協力の実効性を一層高めるために、今後もハイレベル代表団の相互訪問、多国間フォーラムでの緊密な連携、ベトナム・ユーラシア経済連合の自由貿易協定の効果的な実施を進めるよう呼びかけました。
さらに、国防・安全保障、ハイテク、エネルギー、原子力、基礎科学、芸術・文化などの分野で新たな協力方針やプロジェクトを特定し、両国が合意した協定の着実な履行を進めるとともに、既存の問題点を見直して解消し、より実質的かつ画期的な協力関係を築いていく必要があると述べました。
これに対し、ベズデトコ大使は、両国の包括的な戦略的パートナーシップのさらなる深化と強化に向けて、ロシア側の関係機関がベトナムのパートナーとの緊密な連携を続けていくことを確約しました。
また、同大使は「両国は今後も、伝統的な友好関係と包括的な戦略的パートナーシップを実質的かつ効果的に発展させていく決意であり、両国民の利益、そして地域と世界の平和と友好、発展への貢献を目指す」と強調しました。