パレスチナが国連承認申請目指す、18日の安保理閣僚級会合で
(VOVWORLD) - 正式加盟には、安全保障理事会での加盟申請が承認されることが前提であり、その後に国連総会で加盟国193か国の少なくとも3分の2の賛成が必要です。パレスチナは2011年に申請しましたが、賛否が保留されていました。
パレスチナのマンスール国連大使=AFP/TTXVN |
国連に国家としての正式加盟を目指すパレスチナが、月内に安全保障理事会で承認を得ることを望んでいる方針を固めたことが分かりました。パレスチナのマンスール国連大使が1日、ロイター通信に明らかにしました。
正式加盟には、安全保障理事会での加盟申請が承認されることが前提であり、その後に国連総会で加盟国193か国の少なくとも3分の2の賛成が必要です。パレスチナは2011年に申請しましたが、賛否が保留されていました。
マンスール大使は、安全保障理事会が18日に開催する中東情勢に関する閣僚級会合で、正式加盟申請の承認を目指す考えを表明しました。「今月中に安全保障理事会で申請を投票にかけたい」と述べました。ただし、投票が実現するかどうかは未定であり、アメリカが拒否権を行使する可能性もあります。
今月の安全保障理事会議長国を務めるマルタの国連大使は、パレスチナからの公式な要請をまだ受け取っていないと述べています。(ロイター)