ギリブランド上院議員はアメリカ上院軍事委員会の新興脅威・能力小委員会で、全領域異常解決局（AARO）に関する公聴会の議長を務めています。

会見で、フエ議長は、両国関係の深化におけるアメリカの2大政党および議会議員団の支援を高く評価するとともに、「両国関係が包括的・戦略的なパートナーシップに格上げされてから、アメリカ議会議員団がベトナムを訪問するのは今回が2回目であり、両国関係の積極的かつ前向きな発展を示している」と強調しました。

一方、ギリブランド上院議員は、「両国のパートナーシップの格上げは、ベトナムがインド太平洋地域におけるアメリカの第一の相手国になることを示している」と明らかにしました。

両側は、イノベーション、AI人工知能、人材育成、半導体、エネルギー転換、サプライチェーン、草の根外交など多くの分野で協力を効率化することで一致しました。フエ議長は、アメリカ側に対し、早期にベトナムを12の非市場経済国のリストから削除するよう訴えました。

地域と世界情勢の複雑な推移に関し 、両氏は「アジア太平洋地域に対する責任感をもって協力を強化する必要がある」と強調するとともに、ASEAN＝東南アジア諸国連合の中核的な役割を支持・支援していくと確約しました。