フック首相、第3回メコン瀾滄江協力首脳会議に出席

(VOVWORLD) -ラオスのトーンルン・シースリット首相の招きに応じて、24日午前、 グエン・スアン・フック首相はテレビ会議形式で開かれている第3回MLC=メコン瀾滄江協力首脳会議に出席しました。
フック首相、第3回メコン瀾滄江協力首脳会議に出席 - ảnh 1        会議の様子(写真:congthuong.vn)

この会議がラオスのトーンルン・シースリット首相と中国の李克強首相の共催により開かれたものです。会議には、ベトナム、ラオスの他、カンボジア、ミャンマー、タイ、及び中国の6カ国の指導者が参加しています。

会議で発言にたったフック首相は「共通の繁栄のためのパートナーシップの強化」をテーマとしたこの会議は各国が主体的適応、繁栄と発展のための協力の維持、各国間の良好な関係の強化、ASEAN・中国戦略的パートナー関係の深化、地域内の発展格差の是正のため取り組む決意を固めるチャンスとなる」と明らかにしました。フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「第一は信頼醸成、真実かつ友好な関係を基礎に協力すること。第二はコンセンサス、平等、自発的、互恵、国際法の尊重の原則を確保すること。第三は人間を持続的発展の中心にすること。第四は地域の共通の試練を解決する対策の模索を重視し、加盟国の正当な利益を保障すること。第五は加盟国の強みの活用を基礎に、重点的に活動を行うことです」

このように語ったフック首相はメコン瀾滄江協力は新型コロナウイルス感染症へ対応しながら経済回復に取り組んでいる加盟諸国を集中的に支援する必要があると共に、メコン川流域での干ばつや海水の侵食による塩害を解決するよう提案しました。

また、中国がコミュニティ医療に関するメコン瀾滄江特別基金の設立を高く評価しました。

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