フック首相 第1回メコン・韓国サミットに出席

(VOVWORLD) - 27日、韓国のプサンで、第1回メコン韓国サミットが開催され、韓国・カンボジア・タイ・ミャンマー・ラオス・ベトナムの6ヵ国の指導者らが出席しました。
フック首相 第1回メコン・韓国サミットに出席 - ảnh 16ヵ国の指導者ら 

「繁栄を共有するためのメコン・韓国の協力」をテーマにしたこのサミットでは、6ヵ国の指導者らは、メコン川流域諸国と韓国との協力をサミットのレベルに格上げすることで一致し、この協力は、「国民」・「繁栄」・「平和」という3本柱に支えられ、文化と観光・人材開発・農業と農村開発・インフラ整備・情報通信技術・環境・及び非伝統的試練という7つの分野を優先させるとしています。また、メコン川流域の天然資源保護と持続可能な開発を目的に、メコン・韓国生物多様性センター、及び、メコン・韓国水資源共同研究協力センターの設立についても合意しました。

この機に、6ヵ国の企業の連携を促進させるために、メコン・韓国ビジネス評議会も発足しました。また、6ヵ国の指導者らは、2021年をメコン韓国の交流年にすることで一致しました。

第1回メコン韓国サミットで発言に立ったグエン・スアン・フック首相は、メコン川流域諸国と韓国との協力は、地域の平和の維持、国民を中心とし、インベンション・イノベーションを主な原動力とする経済発展、環境保護・天然資源の持続可能な開発と経済成長との両立性の確保という3つの目標を目指す必要があると訴えました。これらの目標を実現させるためには、交通と情報技術に関するインフラの整備、質の高い人材育成、科学技術の協力強化、グリーン成長の促進、水資源の管理強化が非常に重要であると強調しました。

サミットで、6ヵ国の指導者らは、「国民・繁栄・平和のためのパートナーシップを樹立するメコン川・漢江(ハンガン)宣言」を採択したほか、第2回メコン・韓国サミットを2020年にベトナムで開催することで一致しました。

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