トー・ラム党書記長（右）とベネズエラ・ボリバル共和国のデルシー・ロドリゲス・ゴメス常任副大統領

会見で、トー・ラム書記長は、デルシー・ロドリゲス常任副大統領がルオン・クオン国家主席およびヴォー・ティ・アイン・スアン国家副主席との会談で達成した成果を高く評価し、今回の訪問がベトナムとベネズエラ間の伝統的友好関係を一層強化する重要な役割を果たすとの確信を表明しました。

二国間関係について、トー・ラム書記長はベネズエラ側からの協力提案に賛同し、今回の訪問を機に新たな進展が生まれることを期待するとともに、両国の政治的信頼をあらゆるレベル、特にハイレベルでの交流や協議を通じて強化し、今後の党建設に向けて、経験と理論の共有および相互支援を通じて両党間の協力をさらに深めていくよう提案しました。

さらに、トー・ラム書記長は、双方の強みやニーズに即した分野での協力計画を推進し、多国間フォーラムや地域および国際的な共通の関心事項に関して支援と協力を継続する必要があると強調しました。

一方、デルシー・ロドリゲス常任副大統領は、ベトナム共産党の指導の下でベトナム国民が抵抗と国家建設において成功を収めてきたことを高く評価しました。両国および両党間の関係についても、最近の前向きな進展を喜ばしく思うと述べ、エネルギー、農業、観光といった潜在的な分野での協力を強化し、両党間の関係を一層強固にするための計画とロードマップを策定する意向を示しました。