(VOVWORLD) - IPU=列国議会同盟のトゥリア・アクソン議長とマーティン・チュンゴン事務総長、アルメニア国会のアレン・シモニャン議長、ウズベキスタン上院のタンジラ・ナルバエヴァ国民議会(上院)議長の招きに応え、チャン・タイン・マン国会議長は、4月2日から8日にかけて、第150回IPU総会に出席し、アルメニア共和国とウズベキスタンを公式訪問します。
フォン副委員長 |
国会国防・安全保障・外交委員会のドン・トゥアン・フォン副委員長によりますと、ベトナム国会は1979年のIPU加盟以来、積極的で責任ある加盟国として、多くのイニシアチブを提案し、IPUの活動に実質的な貢献をしてきました。
また、ベトナム国会は、IPUの様々なフォーラムに積極的に参加し、IPUの各機関で指導的立場を務めてきました。特に、2015年の第132回IPU総会と2023年の第9回世界若手議員会議をハノイで成功裏に開催しました。さらに、議会間協力とアジア太平洋地域における連携の促進などに対するベトナム国会の貢献は、IPU事務局と加盟国から高く評価されています。フォン氏は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム国会は、IPUの主要な活動や総会に責任を持って、積極的に参加してきました。これらの総会で、ベトナムは持続可能な開発目標の推進を含む平和、協力、発展の促進を目指し、多くの提案と意見を提供してきました」
「社会発展と公平のための議会行動」をテーマとする第150回IPU総会で、ベトナム国会は各国議会と開発経験を共有し、二国間・多国間協力を促進し、国家発展のための支援と外部からの資源の活用を図ることが狙いです。また、これは、ベトナムにとって、多国間主義、国際協力・連帯の強化に貢献し、ベトナム国会の役割と地位を高め、IPU加盟国の議会との関係を維持・促進する機会となります。さらに、ベトナムの社会経済発展の成果や国民を中心に置く政策を強調し、持続可能な開発と社会的公平の促進のための法律・政策の策定・監督におけるベトナム国会の役割を強調するとしています。
二国間関係において、マン国会議長のアルメニアとウズベキスタンへの公式訪問は、両国との伝統的な友好関係を重視するというベトナムの姿勢を示す政治的意義を持っています。これは、政治的信頼関係を強化し、様々な分野での協力を推進する基盤を作り、両国との関係を新たな段階に引き上げることを目指すものです。