ベトナム、子どもの溺死率を20%削減する目標を設定

(VOVWORLD) - 7月25日の「世界溺水予防デー」を迎えるにあたり、23日、労働傷病軍人社会事業省や、教育訓練省、WHO=世界保健機関などは共同で、「誰もが溺水する危険性を持つが、それを防止できる」をテーマにしたオンライン座談会を行いました。
ベトナム、子どもの溺死率を20%削減する目標を設定 - ảnh 1      (写真:Thanh Tùng/TTXVN)

席上、発表された報告によりますと、ベトナムでは子どもの溺死事件の年平均低下率が3%ないし5%に達していますが、その危険性はまだ高いとしています。労働傷病軍人社会事業省のグエン・ティ・ハ次官は、「ベトナムは常に、子どもの溺死防止対策を含め子ども保護事業に特別な関心を寄せており、それに関わる法的枠組みを作り出し、その完備に力を入れている」と明らかにしました。

ハ次官によりますと、去る7月19日、政府は、「2021∼2030年期における子供の事故・損傷防止対策プログラム」を承認し、その中で、子どもの溺死率を20%削減する目標を設定しています。その目標達成を目指し、各地方当局や、機関、企業、家庭、保護者の認識を向上し、子どものスキルを高める必要があるとしています。

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