ベトナム・日本の包括的な戦略的パートナーシップを具体化

(VOVWORLD) - 12日午後、ハノイの外務省本部で、ブイ・タイン・ソン外相はベトナムを訪問中の日本衆議院議員の高村正大外務大臣政務官と会見しました。
ベトナム・日本の包括的な戦略的パートナーシップを具体化 - ảnh 1写真提供:Quang Hoa

席上、ソン外相は、「2023年に両国の高級レベルや各省庁、地方のおよそ200の代表団が往来し、両国の外交関係樹立50周年を記念する500あまりの活動が行われた」と明らかにするとともに、「2023年は両国関係にとって成功の一年であり、包括的な戦略的パートナーシップの格上げは向こう50年における両国関係の発展に重要な基盤を作り出す」と強調しました。ソン外相は高村氏、および日本外務省に対し、ベトナム・日本の包括的な戦略的パートナーシップの具体化や、高級指導者の合意展開を促進するよう訴えるとともに、日本側に対し、ベトナムの独立、自立経済の構築を支援し、インフラ整備や気候変動対応、デジタルトランスフォーメーション、医療に関する大規模なプロジェクトに新世代のODA=政府開発援助を供与するよう提案しました。

一方、高村氏は「日本企業がベトナムでの投資拡大に注目している」と明らかにし、ベトナム政府に対し、投資環境の改善を進め、デジタルトランスフォーメーション、グリーン転換など新たな分野での協力や、AZEC=アジア・ゼロエミッション共同体の枠内での協力を強化するよう要請しました。

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