ベトナム ガザにおける公正で持続可能な平和の実現を呼びかけ
(VOVWORLD) -23日、アメリカのニューヨークにある国連本部で、中東・パレスチナ情勢をテーマとする国連安全保障理事会の公開討論会が行われました。
国連駐在ベトナムのグエン・ホアン・グエン臨時代理大使
(写真:Quang Trung/VOV-Washington)
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この討論会は、10月の安保理の輪番議長国を務める国連駐在ロシアの代表の主宰により開かれたものです。
討論会で、国連駐在ベトナムのグエン・ホアン・グエン臨時代理大使は、関係各側に対し、合意事項を厳格に履行し、最大限の自制を保ち、和平プロセスを損なういかなる行動も避けるよう強く呼びかけました。
また、ガザ地区の住民に対する人道支援を迅速に届けることの重要性を強調し、その中で、UNRWA=パレスチナ難民救済事業機関が果たす中心的な役割を高く評価し、その活動を全面的に支持する姿勢を示しました。
さらに、グエン臨時代理大使は、ベトナムの一貫した立場として、パレスチナ人民の自決権および「二国家解決」への支持を改めて表明しました。
ベトナムは、国際社会の再建支援努力に積極的に貢献する用意があるとし、国家主権の尊重、国際法の原則、そしてパレスチナ人民の正当な権利を基盤とした平和的解決の必要性を強調しました。