この見解は、26日にハノイの政府本部で行われたホー・クオック・ズン副首相とパレスチナのファーリシン・アガベキヤン外務・移民庁長官との会見で明らかにされました。

会見の様子（写真：VGP/Gia Huy）

ベトナムとパレスチナの関係について、ズン副首相は今後、両国が貿易協力を拡大し、両国企業が交流、情報交換、市場調査、投資促進を行うための環境整備に力を入れるよう提案しました。

ベトナムは、農産物、水産物、繊維、皮革製品といった強みを持つ分野において、パレスチナへの輸出支援を行う用意があると表明しました。また、両国が友好団体やコミュニティを通じた人的交流の強化も必要であるとしています。

一方、ファーリシン・アガベキヤン長官は、ベトナムが国際フォーラムでパレスチナに示してきた支持が、自由のための闘いに取り組んでいるパレスチナにとって重要な意義を持つことを確認しました。その上で、今後も両国関係を強化していく意向を示し、ベトナムが経験を持ついくつかの分野で、効果的な支援を受けることを期待すると述べました。