(VOVWORLD) -3日~7日にかけて、ニューヨークにある国連本部で、TPNW=核兵器禁止条約の第3回締約国会議が開催され、同条約の締約国と批准国、オブザーバー国94カ国および100の国際組織が参加しました。
国連駐在ベトナムのダン・ホアン・ザン大使 |
会議で、国連駐在ベトナムのダン・ホアン・ザン大使は、ベトナムが核兵器の完全廃絶という目標に対する強いコミットメントを再確認するとともに、各国に対して、この条約の普遍性を高めるため、条約の批准、または、締結を優先し、核軍縮の約束を完全に実行し、非核兵器地帯の役割を重視し、そして軍縮における多国間主義を引き続き強化するよう呼び掛けました。また、ザン大使は、核兵器を保有する国々が、核兵器廃絶措置を実施する上で重要な役割を果たすべきだと強調しました。
この機に、ザン大使は、国際法に基づく平和的目的のための原子力利用に関する各国の権利を再確認しました。また、核拡散防止条約(NPT)、包括的核実験禁止条約(CTBT)、東南アジア非核兵器地帯条約(SEANWFZ)の加盟国、および核兵器禁止条約を最初に批准した10カ国の1つとして、ベトナムは、平和、安全、持続可能な発展のために、核兵器のない世界を目指して国際社会と協力していくことを公約しました。