(VOVWORLD) - 同展では、ホーチミン主席の生涯や革命事業に関する約200点の写真や資料が紹介されています。
当放送局(VOV)パリ支局によりますと、28日、フランスのモントルイユ市にあるモントルー公園で、在フランスベトナム大使館とハノイのホーチミン主席遺跡地区、モントルイユ市政府、モントルイユ市内の生きた歴史博物館の共催により、「ホーチミン主席とフランス」をテーマにした展示会が開幕しました。同展では、ホーチミン主席の生涯や革命事業に関する約200点の写真や資料が紹介されています。
開幕式の様子(Anh Tuấn/VOV) |
開会式で在フランスベトナム大使館のディン・トアン・タン大使は、この展示会はフランスの友人たちがホーチミン主席をより深く理解する機会であり、「フランス全土でホーチミン主席の足跡をたどる」という一連の重要なイベントの幕開けでもあると強調しました。
在フランスベトナム大使館のディン・トアン・タン大使(Anh Tuấn/VOV) |
一方、ハノイのホーチミン主席遺跡地区のレ・ティ・フオン所長は、「ホーチミン主席のフランスでの活動を通じて、多くのフランス人がベトナム国民の独立と平和を望む気持ちを理解するようになった」と述べ、大勢のフランス国民がベトナム国民の友人となり、ベトナムの独立とベトナム・フランス間の誠実かつ平等な関係を支持するようになったと確認しました。
他方、モントルイユ市内の生きた歴史博物館のエリック・ラフォン館長は、ホーチミン主席のフランスでの長年の活動に関する貴重な画像や現物を保管・展示するスペースを館内で設けていると明らかにするとともに、博物館で行われるホーチミン主席に関するイベントは常にモントルイユ市民から熱心な反応を得ていると強調しました。ラフォン館長は次のように語りました。
(テープ)
「ホーチミン主席を思い出すとき、私たちが感動するのは、人道主義の精神、愛国心、祖国を守り独立を勝ち取る決意です。ホーチミン主席と同志たちは、フランス国民に、かつてドイツの占領に対してフランス人自身が独立と領土保全のために闘った歴史を思い起こさせてくれました」