ロシア、アフリカ6カ国に穀物20万トン無償提供 プーチン氏が昨年表明
(VOVWORLD) - ロシアのパトルシェフ農相は、20日にアフリカ6カ国に20万トンの穀物を無償提供する作業が完了したことを明らかにしました。
(写真:AFP/TTXVN) |
ロシア大統領府(クレムリン)のウェブサイトによりますと、パトルシェフ氏はプーチン大統領に対し、ソマリアと中央アフリカ共和国にそれぞれ5万トン、マリ、ブルキナファソ、ジンバブエ、エリトリアにそれぞれ2万5000トンを輸送したと報告しました。
プーチン大統領は、昨年7月に行われた「ロシア・アフリカ首脳会議」で6カ国への穀物無償提供を約束し、それに先立ち、ロシアは黒海経由でウクライナ産穀物を輸出させる国際合意「黒海イニシアティブ」から離脱していました。
パトルシェフ氏は、「ロシア・アフリカ首脳会議以後、アフリカ諸国との関係を維持し、協力関係を構築してきた。その結果、これらの国にこれだけの量の穀物を極めて迅速に届けることができた」と述べました。(ロイター)