欧州か東アジアか、ウクライナ支援で米独議員が応酬 ミュンヘン会議

(VOVWORLD) -トランプ前米大統領による北大西洋条約機構(NATO)を見放すような発言が波紋を広げるなか、ドイツで18日に開かれたミュンヘン安全保障会議のパネル討論で、アメリカとドイツの議員の間の応酬が熱を帯びました。
欧州か東アジアか、ウクライナ支援で米独議員が応酬 ミュンヘン会議 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
「欧州連合(EU)とそのパートナー国の関係の目的を理解する」と題した討論会。トランプ氏は最近、十分な防衛費負担をしないNATO加盟国は「守らない」などと発言しました。
これについて、アメリカのバンス上院議員(共和党)が、「米上院の大多数の意見を代表しているわけではない」とことわりつつ、「アメリカはもっと東アジアに注力しなければならない。これが今後40年間の米国外交の未来で、欧州はその事実に目を覚まさなければいけない」と持論を展開しました。対中国戦略の方が重要だと言いたかったようです。

バンス氏は「過去20年間でロシアが外国を侵攻しなかったのは、トランプ氏が大統領だった4年間だけだ」とも付け加えました。(asahi.com)

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