(VOVWORLD) - 境界線がある板門店を通じて、日程や場所について協議したいとの意向を示していますが、朝鮮が応じるかどうかは不透明です。
韓国国防省の金洪徹政策室長(写真:ロイター) |
韓国国防省は17日、朝鮮民主主義人民共和国の軍人らによる南北軍事境界線の侵犯が最近相次いでいるとして、偶発的な衝突を防ぎ緊張を緩和するため、軍事当局間の会談を朝鮮に提案すると発表しました。境界線がある板門店を通じて、日程や場所について協議したいとの意向を示していますが、朝鮮が応じるかどうかは不透明です。
韓国国防省の金洪徹政策室長が談話を発表しました。「境界線に対する南北間の認識差がある」として朝鮮の侵犯への直接的な批判は避けたうえで、こうした行為が繰り返されれば軍事衝突につながるおそれがあると指摘し、「軍事的な信頼回復のため、早期の肯定的な呼応に期待する」と表明しました。(共同通信)