（写真：AFP/TTXVN）

マクロン大統領が５日に明らかにしました。一方でマクロン氏は欧州諸国に対し、ウクライナとロシアの戦争において米国が「引き続き我々の側につく」ことはないと覚悟する必要があると警鐘を鳴らしました。

マクロン氏は自身のソーシャルメディアチャンネルのライブ配信で「我が国の抑止力によって欧州大陸の同盟国を保護することについて、戦略的な議論を開始すると決めた」と述べました。配信中は、欧州が今後もウクライナを支援する必要があると強調しました。同国の防衛を強化しなくてはならないと訴えました。

その上で、核抑止により、フランスは周辺国を格段に上回る防衛力を備えていると示唆しました。

また欧州は「新時代に突入した」とも警告しました。これまでのようにロシアの脅威に対して「傍観者」のままでいるのは「愚か」なことだと主張しました。

「我々の同盟国である米国は、この戦争での立場を変えました。今は以前ほどウクライナ支援に前向きではなく、今後の展開に疑念を投げ掛けている」「米国はまだ我々の側についていると信じたいが、そうではない場合も想定しておかなくてはならない」（マクロン氏）

フランスは引き続き北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）と米国との連携に注力するとしつつ、「防衛と安全保障面での独立」を強化するため「対策を増やす」必要があるとマクロン氏は付け加えました。（CNN)