「神舟19号」がドッキング 宇宙開発、一段と加速 中国
(VOVWORLD) - 中国の有人宇宙船「神舟19号」を搭載したロケットが30日未明（日本時間同日）、北西部・甘粛省酒泉市近郊にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。
中国メディアによりますと、宇宙ステーション「天宮」とのドッキングに成功し、中国はさらに科学実験を重ねながら、宇宙開発の加速を図る意向を示しています。
午前4時27分（日本時間5時27分）、神舟19号を載せたロケットはオレンジ色の炎を噴射し、爆音と共に天空へと飛び立ちました。そして、約6時間半後に天宮と無事ドッキングしました。打ち上げに先立ち、「出発式」が催され、勇壮な音楽が流れる中、地元住民らが3人の宇宙飛行士を見送りました。（時事通信）