(VOVWORLD) - 「仁愛の100万歩」というキャンペーンの開始式典が2月25日ハノイで行われました。このイベントは、毎年5月に行われる「ベトナム人道月間」に向けて、ベトナム赤十字協会、ベトナム青年連盟、FPTオンラインサービス株式会社の共催で開催されました。
式典の様子 |
2月25日から4月21日まで行われるこのキャンペーンは、約7万人がウォーキングやジョギングに参加することを奨励し、それを通じて慈善活動に充てられる総額70億ドン(日本円で約4100万円)の寄付金を集めることが狙いです。ベトナム赤十字協会のブイ・ティ・ホア会長は次のように語りました。
(テープ)
「今年の人道月間の準備として、ベトナム赤十字協会は全国規模で「仁愛の100万歩」キャンペーンを行うことにしました。このキャンペーンは、自発的な献血、臓器組織の提供、環境保護、貧困者への支援に関する思いやりのあるメッセージを広めることが狙いです」
これを機に、ベトナム赤十字協会は「献血デー」と死後の臓器組織提供の登録をめざすイベントを行いました。ハノイ市民のブー・ティ・ズンさんは次のように語りました。
(テープ)
「私が住んでいる居住区では6名が献血に参加しました。私は年に一度献血をし、今年で7回目の献血です。献血は患者にとって人道的で良いことだからです」
2024 年の人道月間は 5 月 1 日から 5 月 31 日まで行われます。人道月間中、ベトナム赤十字協会が10万件の人道支援活動を行い、その総予算は4000億ドン(23億5300万円)と見込まれています。