世界でのクリスマスのミサ

(VOVWORLD) -各国では、新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、厳重な感染対策がとられると共に、クリスマス恒例のミサが行われました。
世界でのクリスマスのミサ  - ảnh 1PAP/TTXVN撮影
ローマ・カトリック教会の中心地、バチカンでイエス・キリストの生誕を祝うクリスマス恒例のミサが行われました。例年ですとこのミサは、現地時間の午後9時半から始まりますが、新型コロナウイルスの影響で、夜間の外出が制限されていた去年に続き、午後7時半からに繰り上げられました。参列者は、ワクチン接種の証明か、検査の陰性証明の提示が必要で、マスクを着用し互いの距離をとってミサに臨むよう求められるなど、厳重な感染対策がとられました。
一方、イエス・キリスト生誕の地とされる中東・パレスチナ自治区のベツレヘムでは、新型コロナの影響で例年より静かなクリスマスイブとなりました。ベツレヘムにあるキリストが生まれたとされる場所に立つ「聖誕教会」前の広場には巨大なクリスマスツリーが設置されました。ベツレヘムには例年、クリスマスシーズンだけで350万人が訪れていましたが、オミクロン株の拡大を受け、国境を管理するイスラエルが先月より外国人の入国を禁止しています。
他方、アメリカ軍とカナダ軍でつくる宇宙防衛司令部は、世界中の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けるサンタクロースを追跡する恒例の実況中継をインターネット上で行いました。確認されたサンタクロースは、新型コロナウイルスの影響で、去年に続いてことしもマスク姿でした。

アメリカ軍とカナダ軍でつくるNORAD=北米航空宇宙防衛司令部は、ふだんはミサイルの警戒などにあたっていますが、毎年、クリスマスにあわせてサンタクロースを追跡する「特殊任務」を行っています。特設のホームページでは、サンタクロースが、トナカイが引くソリに乗って世界各地を飛び回りながらプレゼントを配っていく様子が、日本時間の24日夜から実況中継されました。

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