世界平和にさらに貢献したい安保理入りのベトナム

(VOVWORLD) - 12日午前、ハノイで、ベトナム外務省のレ・ホアイ・チュン次官は、ベトナムの2020年から2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国入りに関する記者会見を行いました。
世界平和にさらに貢献したい安保理入りのベトナム - ảnh 1 記者会見で発表しているチュン次官

会見で、チュン次官は、長引いた戦争の恐ろしさを体験したベトナムは平和をとても渇望している民族で、戦争や紛争を未然に防ぎ、平和の維持に全力を尽くしてゆく決意を表明しました。チュン次官は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは、国際社会が関心を寄せている問題において、自国の利益と能力に基づいて仲介役を果たすように全力を尽くしてゆきます。安保理非常任理事国として、ベトナムは、紛争を未然に防ぎ、世界の平和と安全保障を確保するという安保理の役割を強化しようと思っています。そして、安保理の活動の効果向上、及び、武力衝突における民間人の保護や紛争後の復興などアジア太平洋地域諸国が関心を寄せいている問題の解決は、ベトナムの優先課題になります。」

チュン次官によりますと、2008年から2009年期の安保理非常任理事国を務めたことと、国際社会におけるベトナムの威信が高まっていること、今回の安保理入りの準備作業を周到に行ったことにより、ベトナムは来年の1月に、安保理非常任理事国を務める態勢を整えるとしています。

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