朝鮮、米朝首脳会談は「無益」 金与正氏、年内実現否定

(VOVWORLD) -朝鮮中央通信によりますと、朝鮮民主主義人民共和国の金与正朝鮮労働党第1副部長は10日、談話を発表し、「アメリカの決定的な立場の変化がない限り、今年中、さらには今後も朝米首脳会談は不要であり、われわれには無益だ」と表明しました。

年内に米朝首脳会談を行わないと主張し、米側をけん制したものです。

与正氏はまた、昨年10月に決裂した非核化をめぐる実務協議に関しても、「米国の態度の変化を見て決心してよい問題だ」と述べ、早期開催を否定しました。米側は協議再開について、ビーガン国務副長官が8日にソウルで呼び掛けたほか、ポンペオ国務長官も9日の電話記者会見で「継続できることを強く願っている」と語っていました。

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