東日本大震災から14年 犠牲者を追悼する法要 笛吹の寺

(VOVWORLD) - 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から、11日で14年となりました。笛吹市にある寺では、震災で犠牲になった人々を追悼する法要が営まれました。
東日本大震災から14年 犠牲者を追悼する法要 笛吹の寺 - ảnh 12025年3月10日、日本の福島県双葉町で、2011年の東日本大震災・津波の犠牲者を追悼し、ろうそくを灯す人々(写真:Kyodo/TTXVN)

笛吹市春日居町の長谷寺では、毎年3月11日に法要を行い、震災で亡くなった人々を追悼しています。

11日は、被災地から山梨県に避難や移住をした人々や支援団体の関係者など3人が集まり、地震が発生した午後2時46分に合わせて法要が始まりました。
お経が読み上げられたあと、参加者は一人ずつ焼香を行い、静かに手を合わせて亡くなった人々を悼みました。

山梨県によりますと、被災地から県内に避難した人は今月1日時点で453人で、このうち福島県からの避難者が377人と8割以上を占めています。
次いで、宮城県から36人、茨城県から27人、岩手県から5人などとなっています。

福島県から避難している70代の男性は「山梨に避難して9年になります。戻っても人口が少なく、病院に行くにも30分から1時間ほどかかります。健康で長生きできればいいと思っています」と話していました。

また、宮城県から移住した70代の女性は「周りの人たちによくしてもらって本当に助かっています。今日は私の先生と友人が亡くなった日です。亡くなった方のためにも気を張って生きようと思います」と話していました。(NHK)

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