(VOVWORLD) -韓国軍の合同参謀本部は、3日、韓国南部チェジュ(済州)島の東側の上空で、アメリカと韓国の空軍、それに日本の自衛隊による共同訓練を行ったと明らかにしました。
Yonhap撮影 |
訓練は、朝鮮民主主義人民共和国が10月31日に最新型のICBMだとするミサイルを発射したことを受けて行われ、アメリカ軍からはF16戦闘機のほか、朝鮮が強く警戒するB1爆撃機も参加したということです。
訓練では、標的に見立てた対象を正確に攻撃する能力を確認したとしています。
B1爆撃機について、韓国の通信社、連合ニュースは、基地のあるグアムから2時間ほどで朝鮮半島まで飛行し、大量の爆弾を投下できると伝えています。
11月5日のアメリカ大統領選挙に合わせて、朝鮮がさらなる弾道ミサイルの発射や核実験を行う可能性が指摘される中、韓国軍は「北の脅威を抑え、共同で対応できるよう協力を強化していく」としていて、今後も警戒や監視に万全を期す方針です。(NHK)