デレク・ショレ顧問（写真提供：AP）

アメリカ国務省によりますと、フィリピンで同顧問は、政府高官と会談しベトナム東部海域、いわゆる南シナ海を巡る法の支配と航行の自由の確保の支持に向けた両国間の努力を表明するとともに、アメリカとフィリピンとの同盟関係に対するアメリカの公約を再確認します。

一方、ベトナム滞在中にデレク・ショレ顧問は、両国間の包括的パートナーシップ、およびASEAN=東南アジア諸国連合の中核的な役割に対するアメリカの公約を示します。席上、双方は、両国間の経済、安全保障などの分野における協力関係の強化について協議する予定です。

また、日本を訪問期間中には、ロシアが侵攻したウクライナ情勢やミャンマー情勢などについてそれぞれ協議されるとしています。